出張先での雑記帖



弘前
Hirosaki


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2021年 4月 9日(金) 弘前(青森)


<ぶらり弘前>

初めての弘前です!

桜まつりとりんごで知られる青森県弘前市
青森県の弘前市は、津軽藩の城下町として栄えた歴史ある街。
津軽藩の城址・弘前城は、いにしえの姿そのままに現存し、
街中には明治・大正時代のレトロな洋館や教会が現在もその姿を遺して、
店舗や資料館として活かされています。
城下町の面影とレトロな洋風建築が混在する美しい街です。


<弘前城>

東北で唯一の江戸時代から残る東日本唯一の三重三階の天守
天守は時代の流れによって形式に変化が見られます。
「望楼型天守(上階に回廊・欄干を設け、屋外を展望できる作り)」と
「層塔型天守(欄干を取り払い、すっきりした端正で威厳がある作り)」
に分かれ、その中でもそれぞれ前期後期に分かれます。
他に「復古型天守」というものもあります。

弘前城の天守は、幕末に近い文化8年に建てた
成熟期の後期層塔型天守です。
濠側の東・南両面には鉄扉を付けず、矢狭間だけとし、
また1・2層にはその中央に張り出しをつけ、
切妻破風・石落としを設けるなど、古形式を特徴としています。
天守(現存十二天守)の他、
5つの城門、3つの櫓などが築城時そのまま残されています

弘前城 天守/御三階櫓


二の丸辰巳櫓、二の丸未申櫓、丑寅櫓


三の丸追手門、二の丸南門(南内門)、四の丸北門(亀甲門)


雪がちらつき寒かった!


弘前城
青森県の津軽地方を治めていた
津軽藩の居城
東北で唯一の江戸時代から残る
弘前城の天守
(現在は本丸内部の仮天守台に移動)


修復中の石垣
石垣の一部に、外側に膨らむ
「はらみ」が見られたことで、
その天守を支える石垣の修理に備え、
天守を石垣から持ち上げて、
石垣を積み直す100年ぶりの
大修復事業が段階的に進行中
(2023年まで行われる予定)

弘前公園
弘前城が明治になって公園として開放
古城が薄紅色に包まれる
東北随一の桜の名所
あと1Wくらいで開花です。残念・・・



金剛山光明寺 最勝院
津軽ある一代様信仰という風習
卯年の一代様なので
狛犬ではなくウサギがお出迎え


東北随一の美しさといわれる五重塔

旧第五十九銀行本店本館
ルネッサンス様式に
土蔵造りの構造が取り入れられた
和洋折衷の建築

旧東奥義塾外人教師館
クリーム色の壁と緑の窓枠
赤いレンガの柱
「東奥義塾」に講師として招かれた
外国人教師の住居


旧弘前市立図書館
ルネサンス様式を基調とした3階建て
八角形のドームを乗せた双塔を持ち、
外壁は白漆喰
弘前を代表するモダンな旧図書館


石場家住宅
江戸時代中期の建築と推定されている
藩政時代から工芸品を中心に
取り扱ってきた商家


表通りに向けて設けられた
雪国特有のアーケード(こみせ)

旧笹森家
弘前市仲町伝統的建造物群保存地区
内に現存する最古の武家住宅


旧梅田家
江戸時代末期に建てられた
茅葺きの旧武家住宅
天井がないため、
小屋組という屋根を支える構造