<ぶらり弘前>
初めての弘前です!
桜まつりとりんごで知られる青森県弘前市
青森県の弘前市は、津軽藩の城下町として栄えた歴史ある街。
津軽藩の城址・弘前城は、いにしえの姿そのままに現存し、
街中には明治・大正時代のレトロな洋館や教会が現在もその姿を遺して、
店舗や資料館として活かされています。
城下町の面影とレトロな洋風建築が混在する美しい街です。
<弘前城>
東北で唯一の江戸時代から残る東日本唯一の三重三階の天守
天守は時代の流れによって形式に変化が見られます。
「望楼型天守(上階に回廊・欄干を設け、屋外を展望できる作り)」と
「層塔型天守(欄干を取り払い、すっきりした端正で威厳がある作り)」
に分かれ、その中でもそれぞれ前期後期に分かれます。
他に「復古型天守」というものもあります。
弘前城の天守は、幕末に近い文化8年に建てた
成熟期の後期層塔型天守です。
濠側の東・南両面には鉄扉を付けず、矢狭間だけとし、
また1・2層にはその中央に張り出しをつけ、
切妻破風・石落としを設けるなど、古形式を特徴としています。
天守(現存十二天守)の他、
5つの城門、3つの櫓などが築城時そのまま残されています
弘前城 天守/御三階櫓

二の丸辰巳櫓、二の丸未申櫓、丑寅櫓

三の丸追手門、二の丸南門(南内門)、四の丸北門(亀甲門)

※雪がちらつき寒かった!
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弘前城 |
青森県の津軽地方を治めていた
津軽藩の居城
東北で唯一の江戸時代から残る
弘前城の天守
(現在は本丸内部の仮天守台に移動)
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修復中の石垣 |
石垣の一部に、外側に膨らむ
「はらみ」が見られたことで、
その天守を支える石垣の修理に備え、
天守を石垣から持ち上げて、
石垣を積み直す100年ぶりの
大修復事業が段階的に進行中
(2023年まで行われる予定) |

弘前公園 |
弘前城が明治になって公園として開放
古城が薄紅色に包まれる
東北随一の桜の名所
あと1Wくらいで開花です。残念・・・
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金剛山光明寺 最勝院 |
津軽ある一代様信仰という風習
卯年の一代様なので
狛犬ではなくウサギがお出迎え

東北随一の美しさといわれる五重塔 |

旧第五十九銀行本店本館 |
ルネッサンス様式に
土蔵造りの構造が取り入れられた
和洋折衷の建築
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旧東奥義塾外人教師館 |
クリーム色の壁と緑の窓枠
赤いレンガの柱
「東奥義塾」に講師として招かれた
外国人教師の住居
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旧弘前市立図書館 |
ルネサンス様式を基調とした3階建て
八角形のドームを乗せた双塔を持ち、
外壁は白漆喰
弘前を代表するモダンな旧図書館
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石場家住宅
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江戸時代中期の建築と推定されている
藩政時代から工芸品を中心に
取り扱ってきた商家

表通りに向けて設けられた
雪国特有のアーケード(こみせ) |

旧笹森家 |
弘前市仲町伝統的建造物群保存地区
内に現存する最古の武家住宅
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旧梅田家
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江戸時代末期に建てられた
茅葺きの旧武家住宅
天井がないため、
小屋組という屋根を支える構造
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